作業療法士?どんなお仕事?

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士

2021/07/20

みなさん、こんにちは(*^^*)


Meet U運営事務局です。


暑い!と言っても涼しくなるわけではありませんが、暑い!ですね。


「今日は暖かいなあ」と言ってみても気持ちは変わりませんでした( ;∀;)


 


さて、今日は作業療法士(Occupational therapist:OT)についてです。


聞いた事、ありますか?


聞いた事が無い人が多いのではないかと思います。


そんな方にお届けする今回の記事、どうぞご一読下さい!


今回は都内でご活躍中の「みほ先生」にお話をお伺いしました。


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はじめまして!


5年目の新米作業療法士です!!


さっそく今回は作業療法士(以下OT)を簡単にご紹介させていただければと思っております。


 


まず初めに…


OTをしていて、よく聞かれるのが「結局、理学療法士(以下PT)さんと何が違うの?」です( ノД`)シクシク…


私も初めてこの仕事を知った時は全く同じ事を思いました…(*^^*)


 


OTが関わる分野は発達領域、身体領域、老年期領域、精神領域と大きく分けて4つあります。


漢字から何となくどんな領域か、イメージはお付きになるかと思います。


実際、臨床に出るとPTさんと同じように運動機能の向上を目的に皆さんが想像するリハビリテーション(筋力トレーニングや歩行訓練等)を行うことは多いです。


 


そこで!


今回はかなり私的な意見になるのですが、リハビリテーションの専門職としてOTの分野にある"精神領域"でよく用いる作業療法をご紹介させていただきます。


 


まず、OTの定義をざっくり言うと「身体と精神ともにリハビリテーションを行う」仕事です。


精神領域ではうつ病や統合失調症、認知症(これは老年期領域も含みます)など現代社会でよく耳にする疾患が対象になります。


ここでリハビリテーションとしてよく"作業"を行います。作業を用いる療法、だから作業療法士なんですね。


セルフケアや家事・仕事、趣味などここでリハビリテーションに用いる作業は人によって様々です。


 


例えば「折り紙」で考えてみましょう。


①何を折るか②何色で折るか③どの大きさの紙を使うか④折り方は知っているか…などなど、挙げ出したらキリがないのですが、たくさんの工程に分ける事ができます。


OTはいつも観察・分析を行いながら、その人に合った作業をリハビリテーションとして提供しています。楽しむ事が目的の場合もありますが、断じて!いつもただただ遊んでいるだけではないんです!笑


 


これから日本人の5人に1人は認知症になると言われている時代で、作業療法はその予防の一つになると考えられています。


ここ、大事です(*^^*)作業療法が認知症の予防につながる可能性を秘めている…。


まだまだ認知度が低い仕事ではありますが、現代社会に貢献させていただけるやりがいの大きい仕事だと思います。


OTを目指している方やご利用を検討中の方も、ぜひ一度ご相談いただければ嬉しいです!


 


最後までご覧いただきありがとうございました^^


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みなさん、いかがでしたか?


作業療法や作業療法士が少しはイメージ出来ましたか?


実際、作業療法士と一緒に仕事をしていた経験から感じるのは、認知症や精神疾患の方々に対する対応の引き出しをとても多く持っているなという点です。記事内にもありましたが、一見ただ遊んでいる様に見えていても、そこにはしっかりとした医学的根拠が有り、またしっかりと結果も出て来る。非常に見習う事が多い職業だと個人的に思っています。


 


今回ご登場頂いた「みほ先生」、残念ながらMeet Uには資格者としてご登録頂けていませんが、皆さんの街の病院の作業療法士に色々ご相談してみて下さいね!(^^)!

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