言語聴覚士?どんなお仕事?
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
2021/06/15
Meet Uをご利用・ご覧の皆さん、こんにちは(*^^*)運営事務局です。
今日は、言語聴覚士というお仕事についてのご紹介です。
今回も都内で言語聴覚士としてご活躍されている方にお話を伺いました。
早速、どうぞ!
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このページを開かれたということは、言語聴覚士に少しでも興味のある、または必要とされている方でしょうか?(^^)/
今回は、ざっくりではありますが、「言語聴覚士」というお仕事についてご説明させていただきます。まずは公式のHPをご覧ください(笑)
https://www.japanslht.or.jp/what/
簡単にいいますと、言語聴覚士(ST)とは・・・
「話す」「聞く」「食べる」のスペシャリストです!
よく誤嚥性肺炎という言葉を最近は耳にしませんか?
肺炎予防の体操などもテレビで放映されるほどに認知度は高くなってきている病気です。ただしかし!!なぜか「言語聴覚士」というワードが全く出てこない……
実は言語聴覚士は、誤嚥性肺炎予防、口腔虚弱、嚥下障害、構音障害、高次脳機能障害、発達障害、聴覚障害etc、様々な症状を対象とし、リハビリテーションを行う事ができるすごい職業なんです!(自画自賛・(*^^*))
食べる・飲む・話すには同じ体の部分を使います。加齢とともに、もしくは脳血管疾患などのご病気によりそれが難しくなる方も少なくありません。中にはご病気により全く口から食べ物を食べられなくなっている人もいらっしゃいます。なんの病気もないのに加齢による虚弱でむせやすくなり、肺炎を起こしてしまう方もいます。
そこで!あきらめてはいけません。「言語聴覚士」というスペシャリストが存在するのです。
胸部から上は私たちに任せてください。
「絶対に食べられません」と判断された方でも、まずは①味を楽しむところから、②飲み込むところ、③噛むところ、④段階を追って食べられるようになった方もいらっしゃいます。
また、神経難病(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症など)の進行性疾患の方のリハビリテーションも積極的に行っています。神経難病は「必ず」嚥下障害、構音障害が出現するご病気です。症状が進行する前の予防が大事と私は考えています。
言語聴覚士の仕事は多種多様です。
お子様を相手にする場合もあり、耳鼻科ST、急性期病院ST、回復期病院ST、訪問看護ステーション、クリニック、慢性期医療機関、施設など様々な場面で活躍しています。
お子様の発達の遅れを少しずつ取り戻す、先天的に障害のある方をどう社会で過ごしていくかの支援をする、そんなことも言語聴覚士の仕事になってきます。
私自身は慢性期・生活期リハ・訪問リハの経験が約10年ほどありますので、だれかのお役に立てるとうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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皆さん、どうでしたか?イメージ、わきましたか(*^^*)?
話す事や食べる事、普段何気なくやってますけど、いざ何か不自由が起こると凄いストレスですよね。
気になる事があったら早めに「言語聴覚士」に相談しましょう(*^^*)
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